2020/10/21 22:42
物事には必ず始まりがある。
もちろん終わりもある。
その始まりの一歩が歩めるかどうかの物語。
白く淡い、モヤとも違う不思議な情景。
穏やかな空気に無意識に深い呼吸を繰り返す。
いつか見た事があるところに佇むが、
ここがどこだかまだ分からない。
夢の中に居るような…
夢の続きなのかと何度も問いかけた。
でも確実にココに居る。
目を凝らし足元をみると、草花がある。
夢か?現実か?と居場所を確かめる為に
しゃがみ込み手で触ってみた。
手に草花が吸い付く感覚がある。
この花は何と言う名前なのだろう…
淡い景色の中、目を凝らし
周りを見渡すと沢山の花々が咲き誇っていた。
地上とは違う。
乾ききった空気もなく
騒がしさもない
時間が穏やかに流れる
さて、どうしようか…
行先も分からないが、
ココに佇んでも何も変わらない
怖さや不安もある
色々な葛藤の中、時間だけが過ぎてゆく
さて…どうしようか…
右も左も何も分からない…
不安なのは、きっと状況も何も分からないから
分かってしまえば対策はあるはず…
いま分かっているのは
ココにただいても何も変わらない事
自問自答にも飽きてきたし
何もしないよりは良いだろう…
とりあえず、前に進んでみよう