2020/12/13 19:02

他を想える気持ちは、自分を想うにも繋がる。
自分よがりではなく、他の幸せを願う事で
自分も他から幸せを思って貰える。



白い木の話しを聞きながら

それで白い木は平気なのかと思い

思わず聞いた

『え?でも寂しくないの?』


 「寂しさより、嬉しさが勝るかな

 個々の幸せは何かは、

 それぞれにしか分からないから。

 皆がそれぞれに幸せを掴めたら

 それが一番。」


凄いね。そこまで想えるんだ。』


 「何も凄くないよ、、

 だって例えば、

 寂しいからココにずっと居てと

 お願いして居てくれたにしても

 他でやりたい事や

 やるべき事があるモノにとっては

 苦痛でしかないでしょ?

 居たくているんじゃないから

 ソレはいつか心が壊れてしまう。

 わたしの思いをただ押しつけてる

 だけでしかないものね。

 勿論、居たいと思うなら

 どれだけ居てくれても

 良いとは思ってる。

 好きなだけ居て、

 行きたい時に歩み出せば

 ソレで良いと思ってるんだ。

 わたしがココに居る事で

 皆のチカラとなれたら幸せなことだと

 わたしは思ってるから」


『そうやっぱり凄いね。

 周りを先に想えるって凄いよ。

 先に自分の事を考えてしまうものだから』


「たぶん、わたしはココに居る事が

 幸せだと思えてるからじゃないかな?

 先に自分の幸せが何か分かってるから

 周りにも幸せであって欲しいと

 思えるのかもしれないね」


『そうなんだ〜。わたしは何だろ?

 わたしの軸になる幸せは何だろ?』



「ココにもソレが何かが分からない

 来るモノもいるけど…

 答えを見出すのは個々だから。

 それを探すために

 ココから歩き出す後姿も見てきたよ。

 そして、ソレを見つけたと

 ココに嬉しそうに教えに来てくれる

 自信に満ちて戻ってきた姿も

 沢山みてきた。

 だからアナタもきっとそうなるよ」


『ありがとう。

 わたしはいま何かを探している

 途中みたいだから、

 とにかく前に歩み続けてみるよ。

 ありがとう』


「そうね。色々な所に行って、

 色々な事に触れ、出会い、

 沢山吸収する事が大切ね。

 そして、いつか何かを掴んだら

 わたしにも沢山の出来事を

 話して聞かせてね。」


『うん。そうする。ありがとう』


「えぇ。そうして。

 その時の事を考えたら

 わたしもワクワクしてきた!

 楽しみでしょうがない!!」


『ありがとう、そんなふうに

 自分の事のようにわたしを想ってくれて

 ありがとう!』