2021/02/06 20:21
6.自分の芯を強く持ちながらも、
周りと協調したり、時には譲り合い、
時には折り合いながら
互いを高め合う。
潰しあったり、けなしあったりするのでは無く
個々を尊重し合いながら、個性を活かす事で
互いに今まで無かった思考を吸収し合える。
その姿は見ていた周りをも味方にし
良い波導が起き出す。
虹があまりに綺麗にクッキリと青空にアーチを描いていたので、
その色彩に心を奪われて見入っていた。
『綺麗な色だね。一つずつの色も綺麗だけど
色同士が重なり合っている所は
優しい色に見えるね。何でだろ?
お互い譲りあってるからかな?』
「なるほど、そう言われたら
そういう風にも見えるね。
優しく触れ合う感じがするね。
面白いね」
『うん。見てると沢山の色が見えてきて
面白いね。
虹全体として見ると
一つの綺麗な色として見えてくるし、
その中を見ると
一つ一つの色はしっかり有って、
だけど
その色同士は他の色とも手を繋いで、
違う色も作り出してて、
沢山の色が彩りを成してて
見てて飽きないよ』
「そうだね。よく見ると色んな色が
互いに譲りあったり、折り重なり合い
協調し合っているね。
だから虹は綺麗に見えるんだね」
『そうかも!それに、周りを見ると
空や太陽の光が
虹を際立たせてくれているようにも
見えない?』
「うん。味方してるように見えるね。
互いの色と協調し合う優しさに
賛同して応援してくれてるんだね」
『そうか…確かに、そういう優しさや
協力したりする姿には応援したくなるね。
それに、こうして見てる方も元気や
温かい気持ちも貰えてる。
何か、凄く良いものが見れた気がする。
ありがとう』
「うん。そうだね。
ありがとうの気持ちになるよね」
私達は、虹に貰えた沢山の気持ちに
感謝しながら
また歩き始めた。